【訪問日】 2010/7/10 いつも高速の北陸道から城址の看板だけを眺めてて、なかなかいけなかったのですが、 ついに登城する事が出来ました! 2011年のNHK大河ドラマの主人公「江」を含む「浅井三姉妹」生誕の地ということで、 近くは幟が立ち並び、町おこし(?)に湧いていました! 城自体はさすが五大山城に数えられるだけあって、壮大で、遺構も良く残っており、 楽しむことが出来ました! 中腹までは車で上がることが出来、今回登城した「山王丸」までは30分くらいで登ることが出来ます。 本当は山頂の「大嶽」まで行ければ良かったのですが、今回は時間と体力的問題(多分こっちが大半を占める^^;) により、断念しました。 | |
【小谷城の略歴】 日本五大山城の一つに数えられる。 標高約495m小谷山(伊部山)から南の尾根筋に築かれ、浅井長政とお市の方との悲劇の舞台として語られることが多い城である。 戦国大名浅井氏の居城であり、堅固な山城として知られたが、元亀・天正の騒乱の中で4年間織田信長に攻められ落城した。 その後、北近江の拠点は長浜城に移されたために廃城となった。 現在は土塁・曲輪などのほか、先駆的に取り入れられた石垣なども遺構として残っており、国の史跡に指定されている。 | |
いつも高速を通るたびに眺めていた城跡の看板。 ようやく来ることが出来ました! 今回、この看板の裏にある道路を通って、中腹まで 車で登りました。 | 城に登る前に、まずは麓の「小谷城戦国歴史資料館」で 情報をゲット!(入館料 通常\300) 小谷城ジオラマや、浅井長政、お市らの肖像画、書状などが 展示されていました。 |
今回、「浅井三姉妹手帖」なるものを1000円で 購入しました。 これは、長浜市内を中心とした関連施設5カ所まで入れる 入場券付きで、お得になっています。 (観光マップもついてます) さらに、施設を回るごとに「戦国カード」が1枚もらえ、 歴史マニアをくすぐります!(^^ 今回は、「小谷城戦国歴史資料館」と「長浜城歴史博物館」 の2カ所でカードをもらい、見事大河ドラマの主人公「江」を 引き当てました!もう一つは「徳川家康」。 いろいろ町おこし企画考えますね!^^ | |
お土産もここで買いました。 城主・浅井長政公から発行頂いた通行手形!^^ | 百名城スタンプもここにあります! (もちろんしっかりゲット!) |
いよいよ城へ! 車で中腹の「金吾丸」まで登ることが出来ます。 ここにも幟が! | 現地の案内図。 左下の駐車場(金吾丸)から、頂上の「大嶽」まで遺構が 続いています。今回は「山王丸」までの登城としました。 |
番所跡から少し登った所からの眺め。 向かいの虎御前山が見えています。 こんな近くに敵の城を作られたら焦りますよね^^; | 「首据石」 裏切り者の味方の首をここに据えてさらしたと言われています。 ギエ〜!! |
「黒金門跡」 次の大広間へ続く重要な門であったと考えられています。 | ポーネグリフ(?)^^; |
小谷城址碑とガブリエル^^ | 「大広間」 本丸の前にある広大な敷地で、建物や井戸、蔵の跡が 確認されています。ここで家臣らが生活をしていたのでしょうね。 |
「本丸」 草が生えていて分かりにくいですが、 後ろに石垣があり、その上が本丸になります。 長政が居住していた所です。 ここにあった天守は、現在の彦根城西の丸にある三重櫓だと 伝えられています。 | 本丸から、中丸、京極丸を経て、山王丸の土台となっている 「大石垣」。 高さ5mで、本丸を上回る規模です。 |
「山王丸」 小谷城の詰めの丸と考えられています。 かつてはここに山王権現が祀られていました。 (今は麓の小谷神社に移設) | 山王丸からの眺め。結構な高さです。 今回はここまでの登城とし、この先の山頂「大嶽」は また次の機会としました。 |
大広間に咲く花(詳しくないので名前分からん^^;)。 背景は本丸の石垣ですが、Fuji F70EXRの「ぼかしコントロール 機能」で背景をぼかしてみました。 ちょっとわざとらしいなか? やっぱ一眼カメラが欲しい・・・。 | 赤尾屋敷跡にある「浅井長政自刃の地」。 お参りをするガブリエル^^; 天正元年9月1日、最後の戦いのため、黒金門から討って出た長政は、信長の兵に攻められ、本丸まで帰還できず、やむを得ず重臣・赤尾美作守の屋敷に入り、自刃を果たしました。 享年29歳・・・。 |
お市も長政の無事を祈ったと思われる小谷寺。 初代・浅井亮政が築城時に帰依し、以降、長政までの三代の 祈願寺となった。 落城寺に全焼したが、その後、秀吉、家康により再興された。 | 小谷神社(山王権現)。 元は小谷城の山王丸にあったものが移設された。 |