ダシオの館

増山城


【訪問日】 2018/11/10
続100名城に選定されてから、気になっていた(多分、自宅から2番目に近い続100名城)ので、一人、自家用車で行ってみた。

思っていたより城跡は整備されていて、パンフレットや資料館(埋蔵文化財センター)も充実していて良かった。
城跡は春風亭昇太師匠が絶賛するように、堀切などがすごく、代表的な山城でした!
【データ】
別名: 増山城、和田城城郭構造: 連郭式山城
天守構造: −
築城主: 不明
築城年: 貞治2年(1363年)以前
主な改修者: 神保長職、上杉謙信、佐々成政、中川光重
主な城主: 桃井氏、斯波氏、神保長職、一向一揆勢、吉江宗信、佐々成政、中川光重、山崎長鏡
廃城年: 1615年
遺構: 曲輪、櫓台、切岸、竪堀、堀切、石垣、土塁、井戸、台石(神水鉢)
指定文化財: 国の史跡

増山陣屋の駐車場に車を停める。

増山陣屋でパンフレットを調達するつもりが、探しても見つからない。
後から問い合わせると、普段は置いてあるはずとの事だった。

たまたま品切れか?
仕方ないので、パンフレット(地図)無しで、登城することに。

すぐ近くのダムのところから城に入ります。
登城口の門。大手口になるらしい。
ここに地図があったので、写真を撮ってデジカメの画面で確認しながら向かうことに。
いきなりすごい階段の洗礼が・・・(汗
早くも息をきらしながら最初の郭、「F郭」に到着。
昇太師匠の解説を聞きながら体力回復(^^;
一の丸へ向かう階段は閉鎖中。

別ルートで行けるらしいが、良く分からず、結局一の丸へは行けませんでした・・・。
又兵衛清水。

わずかに水が湧いていました。
(生水で飲まないように注意書きが・・・)
石垣跡とのことだが、良く見えない。

でも石垣があったのは山城としてはすごい。

二ノ丸のパノラマ。
二ノ丸と名付けられているが、ここが事実上の本丸(主郭)だったようだ。
鐘撞堂
小さい鐘が再現されていました。

鳴らしてみたけど、小さいので風鈴みたいな音色(^^;
ここから隣の安室屋敷との堀切が見えました。

写真だと分かりにくいけど、すごに角度。
安室屋敷へ向かう途中に見えた景色。
先ほど上から見えていた堀切。
この角度、すごい!!
馬洗池。

ここから次の遺構まで500m以上ありそうだったので、ここで引き返すことに。

さらに進めば、亀山城という別の城も行けるのだが、今回はパスで(^^;
安室屋敷への階段(ほぼ梯子?)を登る。
「安室」はアムロではなく、あぢちと読むらしい。

引退で話題のアムロちゃんではなかった。
というわけで、安室(あぢち)屋敷。

家督を嫡子に譲って隠居した人の住居だったらしい。


この後は来た道を引き返しました。
(後になって一の丸を見ていないことに気づくのだが・・・汗)
増山陣屋まで戻り、スタンプのある砺波市埋蔵文化財センター・しるしまで車で移動。
日本百名城塗りつぶし同好会の掲示板で、親切なお姉さん(陽気なマドンナ?)がいらっしゃると噂に聞いていたのですが、まさにその通りの方が対応してくれました。

続100名城のスタンプ、さらに登城証明書(撮影してきた城の写真を見せるともらえる。オイラはNo.962)、そして増山城の城カードをゲット!

城カードは最近始まったもの?
スタンプ以外にもそんなん始まったのか・・・(^^;

増山陣屋でもらえなかったパンフももらいました。

あと、どの都道府県から来たのかを調査していて、シールを貼りました。
意外に石川は少なかったです。現状、東京と群馬でデッドヒートしているらしい。そしてアメリカから来た方もいたとかで、日本地図だけでなく、アメリカの地図まで貼ってありました(^^;
無料の資料館を見学。

増山城のジオラマ。
先ほどの安室屋敷から出土した茶碗など
富山の城郭マップ。

こんなにあるのか・・・。

いくつかは登城済みやけど。
更に富山の城カード。全50あるらしい。

この資料館でも、登城したことを証明できれば、その城のカードをもらえるそうだが、証明するものがなかったので、今回は増山城のみ。

後から考えたら、このダシオの館のページを見せれば良かったのでは?(^^;
ちゃんと増山城グッズあるやん!!
というわけで、木札ストラップ、コースター、クリアファイルをゲット。

ストラップとコースターは各100円、クリアファイルは200円という安さ。

その代わり、ストラップとコースターは手作りなので出来具合にばらつきがあるらしい。
クリアファイルはマドンナのお姉さん曰く、「私が言うのもなんですけど安いでしょ?カラーですよ!」
まさにその通りです(^^;

というわけで、お姉さんの対応や予想以上に資料館(埋蔵文化財センター)が充実していて気分よく登城を終えれました。
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