ダシオの館

勝山城


【訪問日】 2009/6/13
【勝山城の略歴】
勝山城は、戦国時代の天正8年に柴田勝家の一族である柴田勝安によって築城された。
江戸時代に入ると、慶長6年(1601年)福井に封じられた結城秀康の支配するところとなるが、
寛永元年(1624年)松平直基が3万石をもって封じられると、勝山藩の藩庁が置かれた。
その後、松平直良が入るが、正保元年(1644年)直良が移封されると廃城となり、
勝山の地は天領となった時期もあった。

元禄4年(1691年)に小笠原貞信が2万2千石で勝山の地に封じられ、以後明治維新まで小笠原氏8代がこの地を治めた。
宝永5年(1708年)には、城址への築城許可が下り、7代藩主小笠原長貴の代に完成を見た。
文政5年(1822年)に、本丸より出火し、門、高塀、土蔵を残して焼失したが、
文政9年(1826年)に再建された。明治時代に廃城となった後、城の建物は取り壊された。

現在の市役所付近が城跡中心部で、市役所と公民館があるあたりが本丸跡であり、
市役所前の道路付近に堀が設けられていた。天守台や石垣が昭和40年まで残っていたが、
市民会館建設に伴い撤去され、現在は市民会館敷地に城址の碑が建つのみである。

城跡近辺に、日本一の高さの模擬天守を持つ勝山城博物館が建てられているが、
歴史上の勝山城とは位置、形式ともに関係はない。

勝山城址。

現在の市役所の位置にかつてありましたが、
今は石碑が立っているのみで、
遺構は何も残されていません・・・。
となると、こちらを掲載せざるを得ません。

これです!!

平成になってから造られた勝山城博物館!

本来勝山城のあった現・市役所からは
少し離れた所にあります。

想像以上の大きさにびっくり!
何と名古屋城を上回り、日本一の大きさです!!

石垣には龍の彫刻が!
何かやりすぎな気もしますが、すごいぞ!!

人と並ぶとその大きさが分かります。でかっ!

入口の櫓門。こちら側にも龍のレリーフが!

天守からの眺め。金の鯱鉾!

天守から小天守を望む。

庭園まで造られています!

城内の様子。見事な石垣。
裏側から見た勝山城博物館。

田んぼの真ん中でものすごい存在感です!

戦国時代や江戸時代に完成したばかりの城に
登城したらこんな感じで見れたんでしょうかね?
ちょっと感動です。
(もちろん歴史的な価値とかはありませんが・・・)
駐車場内にある「みるく茶屋」で
ソフトクリームを食べました!

牧場直営だけあって、うまっ!!

他にジェラートなど種類豊富でした。

城よりもこれを目当てに来ているお客さんが
結構いました。
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