【勝山城の略歴】 勝山城は、戦国時代の天正8年に柴田勝家の一族である柴田勝安によって築城された。 江戸時代に入ると、慶長6年(1601年)福井に封じられた結城秀康の支配するところとなるが、 寛永元年(1624年)松平直基が3万石をもって封じられると、勝山藩の藩庁が置かれた。 その後、松平直良が入るが、正保元年(1644年)直良が移封されると廃城となり、 勝山の地は天領となった時期もあった。
元禄4年(1691年)に小笠原貞信が2万2千石で勝山の地に封じられ、以後明治維新まで小笠原氏8代がこの地を治めた。 宝永5年(1708年)には、城址への築城許可が下り、7代藩主小笠原長貴の代に完成を見た。 文政5年(1822年)に、本丸より出火し、門、高塀、土蔵を残して焼失したが、 文政9年(1826年)に再建された。明治時代に廃城となった後、城の建物は取り壊された。
現在の市役所付近が城跡中心部で、市役所と公民館があるあたりが本丸跡であり、 市役所前の道路付近に堀が設けられていた。天守台や石垣が昭和40年まで残っていたが、 市民会館建設に伴い撤去され、現在は市民会館敷地に城址の碑が建つのみである。
城跡近辺に、日本一の高さの模擬天守を持つ勝山城博物館が建てられているが、 歴史上の勝山城とは位置、形式ともに関係はない。
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| 勝山城址。
現在の市役所の位置にかつてありましたが、 今は石碑が立っているのみで、 遺構は何も残されていません・・・。
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| となると、こちらを掲載せざるを得ません。
これです!!
平成になってから造られた勝山城博物館!
本来勝山城のあった現・市役所からは 少し離れた所にあります。
想像以上の大きさにびっくり! 何と名古屋城を上回り、日本一の大きさです!!
石垣には龍の彫刻が! 何かやりすぎな気もしますが、すごいぞ!!
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人と並ぶとその大きさが分かります。でかっ! | 入口の櫓門。こちら側にも龍のレリーフが! |
天守からの眺め。金の鯱鉾! | 天守から小天守を望む。 |
庭園まで造られています! | 城内の様子。見事な石垣。 |
| 裏側から見た勝山城博物館。
田んぼの真ん中でものすごい存在感です!
戦国時代や江戸時代に完成したばかりの城に 登城したらこんな感じで見れたんでしょうかね? ちょっと感動です。 (もちろん歴史的な価値とかはありませんが・・・) |
| 駐車場内にある「みるく茶屋」で ソフトクリームを食べました!
牧場直営だけあって、うまっ!!
他にジェラートなど種類豊富でした。
城よりもこれを目当てに来ているお客さんが 結構いました。 |