ダシオの館

伊賀上野城


【訪問日】 2011/08/20

 伊賀忍者で有名な三重県伊賀にある伊賀上野城に行って来ました。
藤堂高虎による大坂城に次ぐ30m近い高石垣や、復興とはいえ純木造・築80年の見事な天守(別名:白鳳城)などが見所です!

近鉄・伊賀神戸駅から、伊賀鉄道で上野市へ向かいました。
伊賀鉄道はおじさんがキップを集めに来たり、めっちゃ揺れたりしてローカル感があり、また時々忍者のカラーリングの電車も走っていて面白かったです。

【略歴】

通称:白鳳城、伊賀上野城城郭構造: 梯郭式平山城
天守構造: 5層天守閣(完成間近に倒壊)
     層塔型3層3階(木造・1935年模擬)
築城主: 筒井定次
築城年: 1585年(天正13年)
主な改修者: 藤堂高虎
主な城主: 筒井定次、藤堂氏
廃城年: 1871年(明治4年)
遺構: 石垣、堀、武具蔵
指定文化財:国の史跡
      天守は伊賀市指定文化財
再建造物:模擬天守

城内というか、城下町には築城400年記念の幟が立ち並んでいました。
復興天守。

復興ではありますが、昭和10年(193
5年)再建で、築80年近く、また純木
造ということで貫禄はあります。
日本第2位の高石垣。

高さ29.7mで、大坂城より30cmだけ低いのです。
復元天守への入口。

正式には伊賀文化産業城と言うようです。
中には貴重な展示物が。

有名な高虎の兜。

普通こういった城内の展示物は撮影禁止が多いのですが、ここは「どうぞ、撮ってください!」という寛容ぶり。

というわけで、撮りまくりました(^^/
天守最上階からの眺め。

西の大坂城に睨みを利かせます!

高虎の改築により、それまで北側にあった城下町が南側に移動されたとのこと。
最上階のもうひとつの目玉がこれ!

天井のお宝!天井絵巻!

復元天守の再建を祝って、寄せられた著名人からの応援メッセージです。

有名どころでは、横山大観、川合玉堂など。(写真ではちょうど反射して見にくい2枚がそれ・・・汗)
念願の初・甲冑コスプレをする管理人(^^;
高虎が改築する前の筒井時代の天守跡。竹藪の中にポツンと碑が建てられていました。あまり案内看板もなく、誰もいない・・・。

藤堂時代は城代家老の役所となり、「御城」と呼ばれていました。
城内にある俳聖殿。

天守を復興した川崎克氏が松尾芭蕉を顕彰するための施設として昭和17年に建立。

旅をする芭蕉の風貌がそのまま建物になったようなユニークなデザイン!
城内ある忍者屋敷。

やっぱ伊賀忍者の里ですからね。

屋敷内はどんでん返し、床の武器隠し、抜け穴などの仕掛けがありました。
忍者ショーで活躍するくのいち。

かっこよかったっす!

しかし、最初に説明に出てきたおっさんが服部半蔵だったとは・・・(笑
屋敷内の博物館に展示されている手裏剣。

いっぱい形状がありますね。
伊賀鉄道の忍者電車!

ホームには忍者が張りついてます(笑
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