ダシオの館

大和郡山城


【訪問日】 2012/03/04

京都の北野天満宮を見た後、訪問。
京都駅から近鉄線で近鉄郡山駅下車。そこから徒歩10分ほどで到着しました。

ちょうど「第九回 盆梅展」が開催されていました。
あいにくの雨模様でしたが、室内で綺麗な梅を観賞する事が出来ました。

復元された櫓、門も立派でしたが、本丸の天守台石垣がとてもスケールが大きく、転用石を用いた野ずら積みも圧巻でした!
何で100名城に選定されていないんだろう?

ちなみに藍染の町家を再生した「紺屋」や、豊臣秀長の菩提寺、供養塔(大納言塚)なども行ってみたかったですが、歩き疲れと雨でテンションが低かった為、今回はパスしました。
【略歴】

通称: 雁陣之城
城郭構造: 輪郭式平山城
天守構造: 伝・5層6階(不明・1583年築・非現存)
築城主: 郡山衆及び筒井順慶
築城年: 1162年(応保2年)及び1580年(天正8年)
主な改修者: 筒井順慶、豊臣秀長、増田長盛
主な城主: 筒井氏、豊臣氏、水野氏、柳沢氏
廃城年: 1873年(明治6年)
遺構: 石垣、堀
指定文化財: 奈良県指定史跡
再建造物: 大手向櫓、東櫓、大手門

近鉄線の踏切を渡ったところにある「鉄御門跡」
城の東側を歩いて行くと、追手向櫓が見えて来ました!
追手向櫓。
東隅櫓。
追手門(梅林門)
追手門(梅林門)のアップ。

手前の左右には巨大な梅鉢が置かれていました。
でもまだほとんど蕾状態・・・。
明治に建てられた趣きのある「城址会館」。
盆梅展の入口 (\450)
あいにくの雨で、係員の人も合羽姿で対応です。

実は追手門〜追手向櫓の中で開催されていたんですね!

梅にばかり気を取られて、建物内は全然注視していませんでした。
(しまった・・・orz)
紅梅。門から櫓へ向かう間の室外に咲いていた白梅。
雨の雫が良い感じ。
白梅。背景は城址会館。
追手門を後にし、本丸へ向かいます。

若干、道に迷い、本丸の堀の周りを一周する遊歩道に迷い込んでしまったのですが、これが正解で、雄大な本丸天守台の石垣を眺めることができました!
本丸に鎮座する「柳沢神社」。
天守台石垣。

なかなかのスケール感です!
墓石など、転用石が多く使われていますが、
一番有名なのがこの「さかさ地蔵」。
お地蔵さんがさかさまになって石垣として使われています。

城を守って下さっているのですね。
南無阿弥陀仏・・・。
天守台の上から眺める郡山城内。

晴れていれば、奈良の世界遺産が見渡せるらしいのですが、今日は全然ダメでした。
本丸横の堀。(極楽橋跡付近)
柳沢文庫前の庭園。
再び戻って来た追手門と追手向櫓。

盆梅展をやっていなければ、手前のすだれ?はなく、全体を見渡せるのですが・・・。
追手向櫓の瓦。

しっかり豊臣家の家紋が!
東隅櫓。
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